チェリモヤの栄養と健康効果

チェリモヤの基礎知識

 

 

チェリモヤを食べたことがあるでしょうか?これはバンレイシ科の植物、その果実のことです。バンレイシ科というのは、双子葉植物の科のことで、熱帯や亜熱帯地域に120~130属2000種以上が属しているのです。

 

 

ただし熱帯地域に多い科なので、他も「サワーソップ」、「チェリモヤ」、「ギュウシンリ」など、ちょっと聞き慣れない名前が並んでいます。

 

 

こうした日本ではちょっと珍しい果物であるチェリモヤですが、原産地は南アメリカのペルー、エクアドルとなっており、このように赤道直下の原産ですが、チェリモヤは寒冷だけではなく、暑熱にも弱いという性質があるそうです。

 

 

従って原産地でも標高2,000m近辺での栽培が行われています。そこは年間を通して日中最高気温が20℃で夜間の最低気温が10℃前後という比較的冷涼な環境で、チェリモアには最適なのです。

 

 

歴史は相当に古く、有史以前から食べられていたようです。その後、スペイン人たちによって発見されたチェリモヤが、果実としての美味さから、世界中へと広がっていったのです。

 

 

現在は、アメリカ(カリフォルニア州)、スペイン、チリ、オーストラリアなどで栽培されるようになっています。

 

 

「世界三大美果」と称されているチェリモヤですが、なぜか日本ではマイナーな珍果となっています。これを機に未経験の人も、是非チェリアモヤの美味しさを堪能してもらいたいものです。