チェリモヤの栄養と健康効果

チェリモヤの種類

 

 

チェリモヤは珍しい果物ですが、手に入る種類は結構あります。「フィンガープリント」は、その名前のごとくで、指で押したような鱗状の模様があるのが特徴となっています。

 

 

香りがマンゴーとパパイヤをミックスしたような「ホワイト」、レモンのような風味がある「ベイズ」、果汁タップリで食味にも優れた「ハニーハート」、パパイアのような風味の「ブース」など派生の品種があります。

 

 

「アンボネート」も鱗状の緑色の果皮ですが、その鱗片が小さな突起状になっているのが特徴です。果皮の緑色はかなり濃く、風味は酸味が強く、種も多くなっています。

 

 

派生としては、長楕円形の大型でバナナのような風味のある「ビッグシスター」、果皮が淡黄緑色ですが、風味は同じくバナナ風味の「ピアス・ピアース」などがあります。

 

 

「ツゥバキュレート」には果皮全体にこぶ状の突起があります。大きさは中型の短円錐形で、繊維が多くて甘みが強い「アット・アットー」などがこれに属します。こぶは未熟のときにあり、熟すにつれ消えていきます。

 

 

「マミレート」には、ぽつぽつとした小さな隆起があります。突起はありますが、「アット・アットー」と同じように熟すとほとんど滑らかになります。

 

 

果皮が厚く、食味のいい「セイバー」、「エクアドル」などが該当します。

 

 

これらが主なところですが、日本で流通しているのは主にカリフォルニア産とチリ産です。カリフォルニア産のシーズンは12月~6月頃まで、チリ産はその反対で6月~11月頃までとなっています。