チェリモヤの栄養と健康効果

チェリモヤの選び方と保存

 

 

まず選び方ですが、果実の形がふっくらとしているもの、張りがあるものを選ぶようにしてください。ただ、もともとチェリモヤは流通量が多くはありませんから、比較できるほど店頭に数が並んでいない場合が多いようで、そこは難点かもしれません。

 

 

むしろ、店頭によっては冷やし過ぎている場合があるので、そっちの方を注意した方がいいかもしれません。チェリモヤというのは約8度以下での保存で低温障害が起こる場合があるのです。そのため、明らかに冷やし過ぎているなと感じたら、それは避けるようにしたらいいでしょう。

 

 

チェリモヤの保存方法についてですが、もともとチェリモヤは樹上では完熟しません。そのため、収穫後に追熟させることになります。完熟したものを売っている場合もありますが、熟していないものを購入した時は、新聞紙で包む、または紙袋などに入れて常温保存してください。

 

 

気温の目安は20度前後で、前述の通り、温度が8度以下の状態で保存しないよう注意してください。逆に、30度以上の暑い場所で保存するのも問題で、追熟障害が起こる可能性があります。とにかく温度管理がポイントということです。

 

 

見た目では、果皮が緑色から茶色に変化してきて、持つとやわらかさを感じるようなら食べ頃となります。食べる直前に冷蔵庫で冷やしてから食べてください。

 

 

追熟して完熟した果実は紙に包んで冷蔵庫で保存できますが、完熟後の賞味期限は2~3日程度だと思ってください。食べる時は、縦に半分、それを更に半分に切って4等分にするのが一般的で、芯をカットして、スプーンですくって食べましょう。